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家づくり 2023/05/02

完全分離で二世帯住宅を建てたい!間取りはどうなる?費用やメリット・デメリットは?

「完全分離で二世帯住宅を建てたいけれど、費用が高そう...」
「いまいち間取りがイメージできないんだけど...」

二世帯住宅について検討される方の中には、このようなお悩みを抱えている方も多くいらっしゃるようです。そこで今回は、完全分離の二世帯住宅について解説します。

費用や間取りなど、完全分離で二世帯住宅を建てる場合に気になる部分もご紹介しますので、お困りの方はぜひご覧ください。

二世帯住宅とは、2つの世帯が一緒に暮らすための住宅

二世帯住宅とは一般的に、2つの世帯が同じ屋根の下であるものの、別々に暮らしている住宅のことを言います。

基本的には玄関、キッチン、お風呂、トイレなどの設備は分けられ、各世帯に1つずつある場合が多いです。

通常の一軒家に住んでいて設備も1つずつしか無い場合でも、食費や光熱費を分けているなど「生計を一にしない家族」であれば、二世帯住宅として判断されます。

やや複雑になるので、次の項目で二世帯住宅のタイプを見てから説明しましょう。

二世帯住宅には3つのタイプがある

二世帯住宅には大きく分けて3つのタイプがあります。

  1. 完全同居型
  2. 部分共用型
  3. 完全分離型

それぞれどのような違いがあるのか見てみましょう。

1.完全同居型

完全同居型は、その名の通り通常の同居同様に玄関、リビング、キッチン、お風呂などを共用で使用するタイプの二世帯住宅。

家そのものは同居と変わらない作りになっていますが、定義上世帯を分けることで二世帯住宅になります。とくに住民税や介護費用の軽減など、金銭面での理由から世帯を分ける時に多いタイプです。

2.部分共用型

部分共用型は、玄関や、場合によってはキッチンや浴室など設備の一部を共有するタイプの住宅です。

完全同居型と完全分離型の中間にあたるタイプで、住宅の費用を抑えつつも生活は別にしたい、という方が多く利用されます。

特徴としては、上下分離型の家が多く、1階には高齢の親世帯が住み、2階には若い子世帯が住むというケースが多いです。

3.完全分離型

完全分離型は世帯同士の共有スペースがほぼ無いタイプで、左右分離型と上下分離型があります。

左右分離型のイメージとしては、メゾネットタイプの家が2つ並んでいるようなものです。玄関が2つあり、右が親世帯、左が子ども世帯のような住宅形式で、それぞれに1階と2階があるため通常の住宅同様の生活ができます。間に一枚の扉があり、別世帯へアクセスできるようになっている構造が多いことも特徴です。

設備がそれぞれに必要となり費用がかかりやすいことも特徴の1つ。

ですが、生活リズムを合わせる必要が無いため子世帯は育児や仕事がしやすく、親世帯も窮屈な思いをしないなど近年とくに人気の高いタイプが完全分離の二世帯住宅です。

 

このように二世帯住宅の中でも一番人気の完全分離型ですが、メリット・デメリットはどのような面が挙げられるのでしょうか。

完全分離型二世帯住宅の3つのメリット

完全分離型にはメリットが3つあります。

1.それぞれの生活リズムで暮らせる

一番のメリットは生活リズムを無理に合わせる必要が無いことです。

社会人の子どもと高齢の親で暮らす場合、親は早朝に起きて夜の就寝も早い、反対に子どもは早朝はまだ眠っていて仕事から帰ってくるのは夜、など生活リズムが異なります。

ここに在宅ワークや子育てなど環境の変化が加わると、同居型では双方にとって大きなストレスになってしまうことも。

完全分離型であれば、それぞれの生活リズムで暮らしながらすぐに様子を見に行けるため、何かあった時も安心です。

2.光熱費・食費などの費用を分けやすい

光熱費などの費用を分けやすいこともメリットの1つ。それぞれの世帯が使った分だけ支払いができると、互いに気をつかうことなく使用できます。

3.将来的に一世帯になっても賃貸として使える

親が介護施設に入る場合など、別居することになった際にも、完全分離型の二世帯住宅であれば片方の部屋を賃貸として使えます。

また、近年完全分離型の住宅は人気が高いため、親子世帯で暮らしたい人はもちろん賃貸としての運用を目的とした人にも売却でき、手放すとなった時もメリットが大きいでしょう。

▼▼間取りなどの参考にも!!▼

完全分離型二世帯住宅の3つのデメリット

一見メリットが大きいように見えますが、後悔しないためにもデメリットまでおさえておくことが重要です。

1.家・土地の費用が高くなる

完全分離型は広い土地と家が必要になる上、設備も2倍必要になるため一般的に費用が高くなります。完全同居型と比較して約1.5倍〜1.8倍となることも多く、初期コストの高さからなかなか決断できないという方も多くいるようです。

しかし、方法によってはローコストで建てられる場合もあります。費用面に関しては後ほど詳しく解説します。

2.同居型よりも生活費がかかる

それぞれの世帯で生活するということは、生活費が二世帯分かかるということです。とくに浴槽にお湯を溜める水道代・ガス代、料理を作る時の電気代・ガス代などは完全同居型に比べ高くなってしまいます。

一般的には、完全同居型の方が年間で10万円前後安くなるとも言われており、生活費に大きな差が出てしまうこともデメリットの1つです。

3.防犯の面で不安が残る

玄関を完全に分けてしまうことから、鍵のかけ忘れや窓を開けっぱなしで外出してしまうなど、防犯の面で不安が残ることもデメリットの1つ。

子世帯が外出する時には、親世帯の扉に鍵がかかっているかを確認する、時々部屋を見に行って外出時に窓を閉めているか確認する、など日常的な関わりが重要です。

完全分離型の二世帯住宅はローコストでも可能?気になる費用面

二世帯住宅の場合、通常の住宅費用に加えて一般的には200〜240万円前後プラスでかかることが多いです。これはあくまでも目安で、実際にかかる費用は土地や設備のグレードにより大きく変化します。

一般的な相場としては完全分離型で5,000万円程度、完全同居型で3,000万円程度であるため、比較すると完全分離型は1.5倍以上の費用がかかると想定されます。

ただあくまでも一般的な相場の比較ですので、ここで費用面が合わないからと完全分離型を諦めるのはまだ早いです。

構造をできるだけシンプルにしたり、家具や収納など細かな造作依頼は控えるなど、少しの工夫でコストを抑えられることがありますので、自分たちの希望を見直してみると良いでしょう。

また、最近ではCOZYのような規格住宅ブランドでも、二世帯住宅のプランを扱っている場合があるのをご存知でしょうか。

規格住宅のメリットとして「予算を抑えられる」という点があります。間取りの参考にもなりますので、規格住宅の二世帯住宅プランも検討されてみてはいかがでしょうか。

COZYの完全分離型の二世帯住宅の間取り

たとえばCOZYでは、二世帯住宅プランとして、上下で世帯が分けられる完全分離型の住宅プランをご用意しています。

1階部分は2LDK、2階部分は3LDKと、育児をしながら生活するのにも十分なスペースを確保できるのが嬉しいポイント。

画像:COZYの二世帯プラン例

収納も多く、二世帯分それぞれの衣類や荷物を余裕を持って保管できるように考えられている作りです。

詳しい情報については以下のページで公開していますので、リーズナブルかつ質の高い完全分離型の二世帯住宅をお探しの方はぜひご覧ください。

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まとめ

今回は完全分離型の二世帯住宅について解説しました。最後にポイントを振り返りましょう。

・メリット:「それぞれの生活リズムで過ごせる」「生活費を分けられる」「将来的に賃貸に使える」こと

・デメリット:「土地・家の費用が高くなる」「同居型よりも生活費がかかる」「防犯の面で不安が残る」

・費用は一般的に5,000万円程度かかるが、工夫すればコストを抑えることは可能!規格住宅という手段も!

 

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今回ご紹介した完全分離型の二世帯住宅はもちろん、部分共用型でも利用できるプランを取り揃えておりますので、ぜひ一度ご検討ください。

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WriterCOZY Life Plus 編集部

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