家づくり 2023/01/16

セミオーダー住宅ってどこまで理想を叶えられるの？間取りを徹底解説！

皆さんは、家づくりにも種類があるのをご存知ですか？

ひとつは建売住宅。これは最初から建物がすべて完成していて、土地も含めて販売するものです。そしてもうひとつは注文住宅ですが、この注文住宅にもフルオーダー住宅とセミオーダー住宅があります。

フルオーダー住宅とは間取りや内装など住まいのいたるところまで自分たちの希望を叶えることができ、間取りも線を1本引くところから始まります。その分、労力や費用、時間もかかりますが、自分の希望やこだわりがすべて叶うとすると理想的な建て方と言えますね。

では、セミオーダー住宅とはどんな建て方なのでしょうか。

このセミオーダー住宅とは、建売住宅とフルオーダー住宅のちょうど中間に位置するような家の建て方です。多くの間取りパターンからセレクトしたり、間取りの一部、またはデザインなどを自分たちで決めることができ、価格はフルオーダー住宅よりも安価です。

今回はこのセミオーダー住宅について考えていきましょう。

Contents

1 セミオーダー住宅とは？
- 1.1 間取りのセレクトや一部変更ができ、内装を選べるところも
2 セミオーダー住宅で叶えられること
- 2.1 安く要望を叶えやすい
3 セミオーダー住宅で叶えられないこと【注意点】
4 セミオーダー住宅の間取りについて【事例紹介】
5 セミオーダー住宅で理想の家が建てられる！【まとめ】
- 5.1 多彩な間取りからセレクト、自分好みの家づくりが可能
6 家づくりを検討中の方におすすめの記事

セミオーダー住宅とは？

間取りのセレクトや一部変更ができ、内装を選べるところも

セミオーダー住宅と言っても、明確な定義は無く、そのハウスメーカーや工務店によって内容はさまざまです。では一般的なセミオーダー住宅の特徴をあげてみましょう。

用意されている間取りからセレクトする
用意されている間取りの一部などを変更できる
デザインテイストなどは好みのものをセレクトできる
アクセントクロスや照明などのパーツもセレクトできる

このように、住宅の間取りはあらかじめ用意されたパターンから選び、仕様や内装にもある程度の自由度があるのが、セミオーダー住宅の特徴と言えるでしょう。細かな要望は難しくても建売住宅よりは自分たちの好みを反映しやすく、アクセントクロス、照明やカーテンなどのパーツを選ぶことができるケースもあります。

画像：夫婦も愛犬もやすらぐ、快適なマイホーム家で過ごす時間が増えました

さらにデザインテイストも、北欧風、ナチュラル風などが用意されていて好みのデザインテイストで住まいを建てることができるハウスメーカーもあります。

このようにセミオーダー住宅と言ってもさまざまですが、注文住宅と建売住宅のメリットを合わせ持つ、賢い家づくりとも言えます。

「こんなセミオーダーの家いいね！」。ご夫婦でいろいろチェックしながら家づくりの計画を立てましょう。

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セミオーダー住宅で叶えられること

安く要望を叶えやすい

複数あるパターンから間取りをセレクトしますので、その中に理想的な間取りはきっとあるはずです。そう考えると、フルオーダー住宅とあまり変わらない間取りで家づくりができるのではないでしょうか。

またハウスメーカーによっては、デザインテイストにアクセントクロスや照明のチョイスができるところもあります。

そうなると、ほとんどフルオーダーの住宅に近づきますね。ただし、これは先にもあげたように「セミオーダーの内容はハウスメーカーによって異なる」ことに注意です。これを念頭に、セミオーダー住宅が可能なハウスメーカーの内容を比較検討する必要があります。

そして何よりメリットとなるのは、フルオーダー住宅より「安価」ということです。予算不足で諦めていたご家族でもこのセミオーダー住宅ではマイホームも夢では無いでしょう。

セミオーダー住宅とは？フルオーダー住宅との違いや特徴【徹底解説】

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セミオーダー住宅で叶えられないこと【注意点】

希望のすべてを反映するのは難しい

フルオーダー住宅とは違いますから、選んだ間取りの変更ができなかったり、細かな仕様についての変更もほぼできないと思ってください。そのため、できる限り後悔しないような間取りをじっくりと比較してセレクトするのがポイントです。

ハウスメーカーによっては100パターン以上の間取りを用意しているところがありますので、根気よく見比べて、さらに予算も考えながらチェックしていきましょう。

外観デザインの変更も不可能

間取りによって外観も決まるため、外観デザインの変更もできないということになります。

通常はシンプルなキューブ形の外観が主になりますが、外壁のカラーなどを選べるところもありますので、カラーでオリジナリティを出すことはできそうです。

狭小地や変形した土地では建築不可の場合も

セミオーダー住宅の場合、間取りがある程度制限されるため、変形した土地や狭小の土地に対応できないケースがあります。

既に土地を持っていて、土地の形状が狭かったり変形している場合は、フルオーダー住宅での対応しかできないという事態も起こるかもしれません。このような特殊な土地の場合は、まず最初にハウスメーカーに相談をしてセミオーダー住宅が可能かどうかを確認しましょう。

狭小住宅は恥ずかしい？土地を活用して後悔しない戸建てを建てよう！

狭小住宅とは、その名の通り狭くて小さな土地、または変形している土地に建つ小さな住まいのことです。都心部などでは住宅が密集しているところも多く、そこでポツンと空いた土地に家を建てたり、ちょっと変形している旗竿地だけど、そこに可能な小さな住まいを建て...

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セミオーダー住宅の間取りについて【事例紹介】

ここでセミオーダー住宅の間取り2例をご紹介

セミオーダー住宅の間取りってどんなのがあるの？と考えている方も多いでしょう。そこで、ここでCOZYの間取りの例をご紹介します。

2例ありますが、どちらも36坪の4LDKです。

この間取りを見ていただくと、すぐ「この間取りでいいです！」と言ってしまうかもしれませんよ。

36A-S　36坪　4LDK

玄関にはシューズクローゼットがあり、どちらからもホールへ行ける2wayの動線が便利です。さらにLDKは伸びやかな18畳の広さです。リビング横には4.5畳のフリールームがありますので、オープンにしていると1階フロアがより開放的になりますね。

キッチンは対面式で、ダイニング、リビング、フリールームが見渡せますので、小さなお子さんが遊んでいても安心です。キッチンから水回りスペースにも行きやすく、家事をラクにしてくれますね。

2階には個室が3つとフリースペースがあります。主寝室には書斎とウォークインクローゼットがあり、ここでテレワークもできるようになっています。収納スペースも豊富で、とても暮らしやすそうですね。

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36B-S　36坪　4LDK

このプランにも広いシューズクローゼットがありますので、家族の靴はたっぷりと収納することができます。

玄関ホールへは便利な2wayなので、ゲスト用の玄関、家族用の玄関と分けて使用しても良いですね。LDKの広さは17畳で、キッチンを中心にユーティリティ、パントリーへと行ける回遊動線が家事をラクにしてくれます。

キッチンの正面には4.5畳のフリールームがあるので、小さなお子さんの遊び場やお昼寝の場所にするとキッチンからも目が行き届き安心ですね。

2階には5.3畳と広々としたフリースペースがあり、造作のカウンターもあります。ここを書斎スペースにしてテレワークを行っても良いでしょう。

また、個室は3つあり、主寝室には3畳と大容量のウォークインクローゼットがあります。ご夫婦の衣類をたっぷりと収納できますね。他の個室も6畳以上の広さで、ゆとりがあります。こちらも収納スペースが豊富で、すっきりとした室内にすることができます。セミオーダー住宅の間取りはたくさん。まず希望に近い間取りをセレクトしましょう。