規格住宅について 2022/11/07
規格住宅メーカーの選び方のコツとは?安全性や注意点まとめ
マイホームを検討したときに、まずどこからスタートしますか?注文住宅、分譲マンション、そして建売住宅など、いろいろと迷うことでしょう。
さらに、皆さんは規格住宅をご存知でしょうか。この規格住宅とは、プランが多数用意されており、そこからプランをセレクトし、デザインテイストもあればそこからセレクト。
注文住宅ではないけれど、自分たちの好みが生きるセミオーダー住宅=規格住宅と言っても良いでしょう。一軒家を考えているご夫婦やファミリーは、まずこの規格住宅をおススメします。なぜなら、注文住宅や建売住宅よりコストメリットがあり、かつ、自分好みの空間づくりも可能だからです。
忙しい共働きのご夫婦などには、打ち合わせの時間も短く済むことで、おうちづくりへの負担も軽減するでしょう。「でも規格住宅のメーカーってどこを選べばいいの?」と迷っている方、メーカー選びのコツを説明していきますので、ぜひ参考にしてください。
Contents
規格住宅メーカーの選び方のコツとは?
規格住宅専門のブランドがあるメーカーを探すこと
規格住宅とは先ほども説明しましたが、最初からプランが用意されていて、その中からプランをセレクトしておうちを建てることを規格住宅といいます。その規格住宅ですが、メーカーによって用意されているプランの数はさまざまです。
ここでコツとなるのは規格住宅専門のブランドがあるメーカーを選ぶことです。規格住宅専門ですから、プラン数も豊富にあり、すでに用意している土地にぴったりなプランがあるでしょう。
この規格住宅専門のブランドとは、実績のあるメーカーが行っていることが多く、家づくりを幅広く行っていることで、プランのポイントも抑えています。
規格住宅をお考えの方は、まず規格住宅専門のブランドをチェックしましょう。
規格住宅のメリット・デメリット
規格住宅のメリットは何と言ってもお手頃価格
規格住宅は最初からプランや仕様、デザインなどが用意されているため、それに関連する部材等を一括購入することで、コストをダウンさせることができます。
また、プランが用意されていますので、ここで注文住宅のようなプランニングの費用も節約できます。
さらに打ち合わせ時間も短縮できますので、ここで理想のプランがあると、マイホームづくりも順調に進められますね。
本体価格の標準仕様も含めた費用が明確
またメリットの中で大きいのはプランが多数ある専門ブランドを見つけたときは、理想に近いプランがきっと用意されているはずです。
そこでプランをセレクトし、本体価格には外構や付帯工事費、消費税もそこで確認できます。おうちにかかる費用が適格に分かるので、予算を組みやすいのも魅力の1つですね。
デザインテイストをセレクトできるところもあります
画像:デザインテイスト
例えばナチュラルテイストや人気の北欧テイストなど、おうちの仕様やデザインを好みのテイストにできるところもあります。理想に近いプランを選んで、好みのデザインにできれば、それだけで夢のマイホームに近づきますよね。
このように規格住宅でも自由度の高いところがありますので、やはりこうした規格住宅のブランドを持つメーカーを選ぶと良いですね。
デメリットは「こだわり」を全部生かせないこと
プラン・仕様・デザインが最初から決まっているため、おうちへのこだわりや夢、要望を全部叶えることは難しいです。
例えば4畳程度のウォークインクローゼットが欲しい、ここに納戸が欲しい、ユーティリティと脱衣室を分けたい。
そして何よりデザインや使いたい素材などが決まっている場合、同じようなプランを探しても満足のいくプランは無いかもしれません。
ある程度の妥協も必要
希望がすべて盛り込める注文住宅と異なり、何でも自由じゃないのが、規格住宅のデメリットです。
ですが予算をできるだけ抑えてマイホームが欲しい方にとって、規格住宅は費用的に大きなメリットがあります。
そこで、妥協ができるかどうか。納得ができるのかが、規格住宅のデメリットであり、カギとなります。
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規格住宅の安全性は?価格メリットはあるけど性能は大丈夫?
実績のあるメーカーで仕様や住宅性能がハイスペックなところを選びましょう
予算を生かせて、お好みの規格住宅ブランドを見つけたけれど、その安全性や住宅性能はどうなのでしょうか。ここもしっかりと考えないといけない部分ですね。
ここでポイントになるのは
- 高気密高断熱
冬は暖かく、夏は涼しい。そんな快適な家なのか断熱性について、WEBサイトなどで確認してからメーカーを決めましょう。
- 耐震性
現在は災害に対応できる、耐震性のある家が望まれます。そのようなたくましく、地震に強く長持ちする家なのか、構造部分もしっかりと確認することが大事です。
- 省エネ・耐久性
住んでからのランニングコストを少なくし、長持ちするのか。またメンテナンス費用はどの程度軽減できるのか、暮らした後の経済性を考えることも重要です。住んでから気が付いたら遅いですからね。担当者に実際に生活している方のランニングコスト、メンテナンス費を聞いとくと良いでしょう。
- コーディネート・設備
設備のセレクトも暮らした後の快適性が変わってきます。満足のいく設備とコーディネートなど、計画中にじっくりと検討し、予算を上手に生かして後悔のないおうちづくりを実現しましょう。
画像:まるでカフェのような、ゆるやかな時間が流れる 夫婦が暮らす心地よい住まい
- アフターサービスは迅速か?
これも暮らした後のことです。ちょっとした不具合や修繕箇所などが出たときに、迅速に対応してもらえるのかどうか。そして定期点検などは何年ごとに行ってくれるのか。このアフターサービスについても、メーカーの対応を確認しましょう。
この5点を抑えておけば、住宅性能や安全性もクリアできます。しっかりと実績のあるメーカーの規格住宅を選ぶと憧れの暮らしを実現できるでしょう。
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規格住宅の注意点
土地がある、無しでもセレクトするプランは変わります
例えば土地が30坪程度で北向きの場合、その土地にマッチするプランがあるかどうかは、メーカーによって異なるでしょう。
土地の条件があると、建てるおうちも制限されますので、こうした土地をお持ちの方はプランのセレクト時に必ず担当者と相談をしましょう。
また、土地が無くて、土地と建物を同時に頼むときは、希望エリアで土地を検討してからプランのセレクトになります。このように土地があるのか、または一緒に探してほしいのかによって、おうちづくりの流れも多少変わります。
ライフスタイルに合わないプランは選ばないこと
例えば家族5人のファミリーで狭いプランを選ぶと、インテリアなどを置いた後に窮屈な感じになるかもしれません。
リビングやダイニング、各居室の広さを考えながら、自分たちの暮らしに合ったプランをセレクトしましょう。
規格住宅が向いている人
忙しい共働きのご夫婦や予算を生かしてマイホームが欲しい方
規格住宅の場合は打ち合わせ時間を短縮できますので、忙しい共働きのご夫婦に向いていると言えます。必要な広さや居室の数を決め、デザインテイストも決めればあっという間にに理想のおうちを実現できます。
「打ち合わせの時間があまり無い」というご夫婦には規格住宅をおススメします。
また、規格住宅はお手頃な価格でマイホームを実現できますので、予算を生かしてマイホームが欲しいファミリーにもおススメです。
規格住宅で平屋も人気
天井高を生かした開放的な平屋
また、規格住宅では平屋プランもあります。今では平屋も人気がありますよね。老後の暮らしを考えて、動線の便利な平屋。そして天井の高い、タテの空間にゆとりがある平屋。
予算がさらに生かせますので、平屋の規格住宅も検討材料の1つとしてみてはいかがでしょうか?
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WriterCOZY Life Plus 編集部
「家は、シンプルでいい」これから理想のお家づくりを始めるみなさんに、COZY Life Plus 編集部がお役立ち情報をお届けします!