
家づくり 2025/02/13
ビルトインガレージ/インナーガレージの魅力 間取り事例も紹介
大切な愛車を、雨風や盗難からしっかり守り、いつでもベストな状態で乗れるようにしたい。そんな方の家づくりにおすすめなのが、「ビルトインガレージ」や「インナーガレージ」です。
ビルトインガレージ/インナーガレージは屋内に駐車できるスタイルで、防犯性やメンテナンス性に優れているだけでなく、暮らしの快適さも大きく向上させてくれます。たとえば雨の日でも濡れずに車に乗り降りできたり、趣味のメンテナンススペースとして活用したりと、車をただ置くだけではない楽しみ方も広がります。
近年、車好きの方だけでなく、家のデザイン性や利便性を重視する人々の間でも注目されているビルトインガレージ/インナーガレージ。
今回の記事では、その魅力や、参考にしていただきたい間取り事例を詳しくご紹介します。
さらに、導入時に気をつけたいポイントや費用相場も解説!愛車と共に暮らす理想の住まいを検討している方は、ぜひ参考にしてください。
Contents
ビルトインガレージ/インナーガレージとは?
ビルトインガレージもしくはインナーガレージとは、家と一体化したガレージのことで、呼び方が違えど、大きな違いはありません。
どちらも住宅の一部がガレージとなっており、車が家の中に駐車できるように設計されています。
(私たちCOZYの間取りでは、このようなガレージをインナーガレージと表現しています。本記事でも、以降はインナーガレージと表現します。)
インナーガレージのメリットとデメリット
インナーガレージは、一般的なガレージとは異なり住まいの中に組み込まれているので、駐車スペースを確保しやすく、車をスムーズに出し入れできるメリットがあります。
車やバイクを室内に保管できるため、防犯や防災、メンテナンスが容易になるといったメリットも。
また、家族が車に乗り降りする際に、雨や風の影響を受けずに快適に過ごせる魅力もありますね。
ただしデメリットもあり、家の面積が大きくなったり、設計が難しくなる場合もあります。費用が高くなったり、広い土地が必要になる場合もあるため、状況によっては注意が必要です。
その他に、排気ガスの対策や騒音の問題がデメリットとして挙げられる場合もあります。
インナーガレージに適した土地条件
インナーガレージが適している土地は、広い敷地面積が確保できる場所や購入費用が抑えられる場所です。
建築規制があまり厳しくない地域や駐車スペースが確保できる土地が適しているでしょう。
周囲に高い建物がなく、開放感がある場所もおすすめです。
インナーガレージの費用と相場について
インナーガレージを取り入れた家づくりを検討されている方にとっては、建築費用やメンテナンス費用が気になるポイントではないでしょうか。
相場については、ガレージ設計や仕様によって変わりますので、具体的な数字を把握するためには各社の見積もりを取ることが必要です。
次の項目で詳しくインナーガレージの建築費用やメンテナンス費用について解説していきましょう。
インナーガレージの建築費用の相場
インナーガレージの建築費用の相場は、設計や仕様によって異なりますが、1台分くらいの広さでおおよそ200万円~400万円程度が一般的です。費用には、土地や敷地の面積、ガレージの広さや設備などが影響します。
また、ガレージ専用のシャッターや防犯対策などのオプションも費用に影響しますので、具体的な費用を知りたい場合は、複数の建築会社に見積もりを取ることがおすすめです。
インナーガレージのメンテナンス費用と注意点
画像:中古か新築かで迷い、たどり着いたCOZYは「100点満点の住まい」
インナーガレージはメンテナンスとして定期的な清掃や設備の点検などが必要で、その費用は年間数万円程度が目安でしょう。
注意点としては、エンジンをかけたままの車が室内にある状態となるため、排気ガスや騒音の対策が重要です。適切な換気設備や防音対策を行い、快適な生活空間をつくりましょう。
また、建築会社によってはインナーガレージの実例が少なく、経験が浅い場合があります。信頼できる会社と十分な相談のもと、理想のガレージハウスを実現しましょう。
インナーガレージ導入の際の注意点
インナーガレージを導入する際には、耐震性対策や間取り設計に注意が必要です。
以下で詳しく解説していきますので、ぜひ参考にしてください。
ガレージと住宅の耐震性対策
ガレージと住宅の耐震性対策は大切なポイントの一つです。ガレージとして柱のない広い空間をつくるため、耐震性が弱くなる恐れがあります。耐震性を高めるため、柱梁や壁の配置の工夫が必要です。
耐震性対策は、建築会社と相談しながら適切な方法を選択していくことが重要です。具体的な耐震対策の事例を参考に、自分の家に合った対策を検討しましょう。
間取り設計時のポイントと相談事項
間取り設計では、以下のポイントに注意しましょう。
ガレージと住宅の境に設置する壁は、防音性や断熱性に優れたものを選ぶことが大切です。また、ガレージからの出入りをスムーズにするため、家の中の動線を考慮して設計しましょう。
ガレージ内のスペース確保や収納も重要です。車を停めるだけでなく、自転車やバイク、荷物の収納も考慮したいという方もいるのではないでしょうか。
建築会社と相談しながら、必要に応じて収納スペース等を設けることも検討しましょう。
最後に、ガレージのデザインや外観も大切です。住宅のデザインと調和したガレージにすることで、見た目も美しくなります。
COZYのインナーガレージプラン
インナーガレージを取り入れるなら注文住宅しか選択肢がない、と思われている方もいるかもしれませんが、そんなことはありません。
最後に、規格住宅ブランドCOZYのインナーガレージプランもご紹介させてください。
規格住宅ならではの、暮らしやすさが考えられた間取りです。
- 1F
- 2F
ポイントは2階リビングの採用。
インナーガレージを導入すると、1階の日当たりが悪くなってしまう場合もあります。
1階には寝室、家族が集まるLDKは2階に設けることで、日が入って明るく、風通しもよくて快適なリビング空間を実現しています。
十分なガレージスペースを確保しながら、主寝室に大容量のウォークインクローゼットを備えたプランも。
- 1F
- 2F
ご紹介したのは一例ですが、規格住宅でもガレージプランがあるのかと気になった方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ちょっと話を聞いてみたい、というご相談でも大丈夫です!ぜひお気軽にCOZY各店舗へご連絡ください。
まとめ
画像:中古か新築かで迷い、たどり着いたCOZYは「100点満点の住まい」
インナーガレージは、愛車を守るだけでなく、住まいの利便性や快適性を大きく向上させる魅力的な空間です。一方で、設計や費用、土地条件に配慮することが求められるため、家づくりのプロと相談しながら進めることが成功のポイントです。
COZYでは、暮らしやすさを重視した多彩なインナーガレージプランをご用意しています。車好きの方はもちろん、機能性とデザイン性を両立した住まいを目指したい方は、ぜひ私たちにご相談ください。
理想のインナーガレージ付きの家を一緒に実現しましょう。
-
WriterCOZY Life Plus 編集部
「家は、シンプルでいい」これから理想のお家づくりを始めるみなさんに、COZY Life Plus 編集部がお役立ち情報をお届けします!