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家づくり 2023/02/07

スタディコーナーのある家でリビング学習!子育て先輩の失敗から快適なリビングを作ろう。

スタディコーナーとは、その名の通り「勉強をする場所」です。最近はお子さんの勉強する場所を、個室とは別にスタディコーナーとしてプランする住まいが増えています。

これは何故でしょう。そこで思い当たるエピソードがあります。

「リビング学習をすると賢くなる」と聞いたことはありませんか?これは東大生の多くがリビングで学習しながら育ったという逸話のもと、何となく浸透した考え方です。そこにあやかりたい!当然ですよね。

また、お子さんが小さなうちは個室を使うことが少なく、小学生ぐらいではリビングやダイニングで宿題をしたり勉強をしたりする子が多くいるため、「リビング・ダイニングの一角に勉強ができるようなカウンターとチェアをセットして勉強コーナーを作ろう。そんな発想からスタディコーナーというプランが誕生しました。

お子さんたちが勉強をした後は両親のワークスペースや趣味の空間にもなり、作ってみると案外と重宝するのも特徴です。そこで失敗した先輩たちの声も参考にしながら、快適なスタディコーナーを作ってみましょう!

スタディコーナーとは

兄弟姉妹が一緒に勉強をするコーナー

ここ数年、よく作られているのがスタディコーナーです。リビングやダイニングのそばに造作カウンターを設けて、チェアをセット。兄弟姉妹全員が並んで勉強ができるようなスペースのことです。

お子さんがまだ小さな年齢のときは個室を使わないため、勉強や宿題などは親のそばですることが多くなります。そのため、落ち着いて学習できるようなコーナーにしたのがスタディコーナーです。

ダイニング近くのスタディコーナーで算数の宿題をやっています。

兄弟姉妹がいる場合はこのように、2人並んで勉強できるのがお約束です。

スタディコーナーのメリット

スタディコーナーがあると、まず親の目が行き届いた空間でお子さんが勉強できるということです。個室にこもってしまうと、気が散ってついつい遊んでしまうことも。また兄弟や姉妹と一緒にいることで、そこに集中力も生まれるでしょう。お兄ちゃんは弟に質問されて答えたり、そこにかわいらしいコミュニケーションも生まれるかもしれません。

分からない問題は親にも聞きやすくなりますので、ひとりで部屋にいるよりは勉強もはかどることでしょう。メリットをまとめてみましょう。

  1. 親がそばにいて、兄弟姉妹で勉強をすると集中力が生まれる
  2. 分からない問題は聞きやすい
  3. 家族のコミュニケーションも生まれる
  4. 帰ってきた家族にもいろいろ報告できる

 

このように、スタディスペースには家族の絆を強くし、またお子さんの集中力を高める効果があると言えそうです。

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スタディコーナーの失敗例「子育て先輩の声」

奥行が足りませんでした

カウンターを作ったのはいいのですが、奥行が30cm程だったので、教科書やノートを置くと狭くて、参考書も広げられない感じです。もうちょっと奥行があれば、スペースに余裕ができて勉強もしやすいかなと思いました。

ちょっと奥行の狭いカウンターですね。ここも失敗ポイントとして先輩が語っています。

設置場所がテレビのそばで集中できなかった

スタディコーナーをリビングに作ったのですが、ちょうどテレビの横になってしまいました。子供たちはテレビに気が散ってしまい、なかなか勉強に集中できませんでした。

極力テレビを消すようにしているのですが、そうなると親の暮らしも少々窮屈。スタディコーナーを設置する場所をじっくりと考えた方が良かったですね。

コンセントを付ければ良かった

オンライン授業などタブレットやノートパソコンを使うこともあるのに、スタディコーナーにコンセントを付けるのをすっかり忘れていました。おかげで、延長コードなどを使って充電しながら使っています。またスタンドライトなども使いたいのにコンセントが無いのは致命的な失敗でした。

専用の照明を付ければ良かった

姉妹2人用のスタディコーナーを作りましたが、そこにも専用の照明を付ければ良かったと後悔しています。夜も宿題が残っているときなどは暗いのでスタンドライトをひとつ購入して何とかしています。

スポットライトを並べて付けても良かったですね。

収納スペースもあればよかった

教科書やノート参考書を収納できるような収納スペースがあれば良かったです。子供たちは一度個室に行ってから、必要な教科書などを持ってスタディコーナーに来ます。

この行き来が面倒だろうなと感じています。

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スタディコーナーの理想的な間取り

リビングでは無くダイニングスペースにプランする

リビングにはテレビやゲームがあり、家族がくつろぐ空間なので、スタディコーナーをプランするときは、リビングでは無く、ダイニング方面にプランすると独立性もあり、より集中できるはずです。

ダイニング横のスタディスペース。引き出し付きのデスクなので、教科書や参考書、ノートなども収納しやすく便利です。またスタンドライトも隅に置けば、ステキなスタディコーナーになりますね。

兄弟姉妹2人の場合、このようにデスクを並べても良いです。他の空間とはルーバーで仕切り、圧迫感の無いスタディコーナーとなります。背面はダイニングになりますが、距離にゆとりがあるため、落ち着いて勉強ができるでしょう。

スタディコーナーに収納スペースは必須

写真を2点ここでご紹介しましたが、どちらも引き出しがありますね。このようにカウンターだけではなく、デスクという感覚で考えて収納スペースを作ると、教科書やノート、参考書などをある程度整理することができます。

カウンターだけで引き出しが無い場合は、カウンター下に置ける袖机を用意してあげましょう。自由に移動できるアジャスター付きだとさらに便利で、引き出しの開け閉めもラクにできます。デスクやカウンターの上に本立てを隅に置いても良いですね。

お子さんが座って、座りながら手の届く範囲に収納スペースがあるように、寸法もチェックをしながら検討しましょう。

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スタディコーナー、子供が成長した後の活用方法

大人のワークスペースや趣味の空間に

画像:愛猫と暮らす 夫婦が落ち着く家になりました。

お子さんが成長して、個室で勉強をするようになった場合は、大人のワークスペースや趣味の空間にしましょう。せっかく設けたスペースですから、夫婦でコーヒータイムを楽しむのもステキですね。

インテリアをディスプレイする

オシャレにインテリアやアイテムをディスプレイするスペースにしても、住まいの魅力的な空間にもなります。

DIYでもいいので、クロスをオシャレなアクセントクロスにしたり、インテリアカウンターを設けてステキな空間を作ってみましょう。

ご夫婦の趣味を楽しむとともに、オシャレなアイテムをディプレイして楽しめます。

ご夫婦のワークスペース、テレワーク用のスペースにする

お子さんがスタディコーナーを卒業したときは、ご夫婦にバトンタッチです。ご夫婦のワークスペースやテレワーク用のスペースにしても良いでしょう。

窓際にカウンターがあれば、大人はカフェ気分で過ごすことができます。

 

ご夫婦が活用するときは、コーヒータイムを楽しむ場所にしても良いでしょう。使い勝手のあるスタディコーナー、活用方法はさまざまです。

まとめ

以上、スタディコーナーについて考えてきましたが、お子さんが小さな間はとても有意義なスペースですね。できれば兄弟や姉妹で、並んで勉強ができるようなスペースをプランしてあげましょう。

また、お子さんが卒業した後は大人のスペース。

ライフスタイルに合わせて、ステキなスペースに変身させて心地よく暮らしていきましょう。

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WriterCOZY Life Plus 編集部

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