家づくり 2023/05/02
25坪の間取りが知りたい!2階建て・3LDKなどご紹介
近年は地価上昇もあり、ひと昔まえの平均よりも、小さな土地に家を建てることを検討されている方も多いのではないでしょうか。
お家を建てたい!と考えた時、部屋の数やどんな設備を入れたいかなど、考えることはいろいろありますよね。でもお家を建てる際に一番はじめに決めなければならないことといえば、お家の「広さ」です。なぜかというと、周辺に住む人たちの快適さや安全を考えて、その土地の広さに対して建てられる建物の大きさが法律などで決められているから。
土地が決まったら、まずはどのような広さのお家を建てるのかを考えることから始まるのです。
それを踏まえて、今回は、建てられるお家の広さが決まっている場合、どのように間取りを決めていけば良いのか?実際の間取りプランもあわせてご紹介します。
狭小地を検討されている方向けに、ここでは「25坪の家を建てる場合」にスポットライトを当ててご紹介していきたいと思いますので、ぜひ参考にしてください。
Contents
25坪の間取りを考える際のポイント
25坪のお家は、平米数に換算すると約82.6平米なので、空間にものすごくゆとりがあるとは言えません。しかし、間取りをきちんと考えることで、心地よく暮らせるお家を建てることができます。
ここからは、25坪の間取りを考える際のポイントについてご紹介します。
必要なスペースの確保
生活をする上で、最低限必要となる機能を考えましょう。玄関、リビングルーム、キッチン、寝室、バスルーム、トイレはどんな家庭にも必要なお家の機能かと思います。
まずは、基本的なスペースを適切に配置しましょう。
ライフスタイルを理解する
その家に住む家族構成や、ライフスタイルについてよく理解することが大切です。家族の人数や年齢、活動時間、趣味などを話し合って、家族にとってどのような空間が必要となるのか把握しましょう。
家族全員の荷物の量なども考えて、収納スペースをどのぐらい配置するかも忘れずに考えましょう。
プライバシーと共有スペースのバランス
家族のメンバーが集まる共有スペースと個別のプライベートスペースのバランスを考えることも大切です。
また、家族構成やライフスタイルは変化する可能性がありますよね。
たとえば小さなお子さんがいる家庭であれば、お子さんが大きくなって思春期を迎えた時に、どの程度のプライベートスペースが必要になるかなどにも、配慮することが必要です。
採光バランス
明るく開放的な空間をつくるために、自然光をどこに、どのぐらい取り入れるか考えましょう。
窓の大きさや配置を工夫し、できるだけ多くの日光が取り込めるようにすると良いですね。
フレキシブルな使い方
限られたスペースを有効に活用するため、フレキシブルな間取りを検討するのも良いかもしれません。
シチュエーションによって動線を変えることができたり、家具の配置や仕切りの種類を変えることで、さまざまな使い方ができるようになります。
インテリアとの調和
間取りとインテリアの調和も大切です。家具の配置などにもこだわり統一感のある空間をつくり上げることで、圧迫感を解消し、部屋を広く見せることができます。
これらのポイントを踏まえながら25坪の家の間取りを検討すると、住む人にとってその家が、長く快適な場所として機能し続けます。
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25坪の家に必要な土地の広さとは?
ここで、25坪の間取りの家を建てる場合に必要な土地の広さも考えておきましょう。
はじめにお伝えしましたが、土地には、周りに住む人の快適さや安全を考えて、土地の広さに対して建てられる建物の大きさが法律などで決められています。これを「建ぺい率」と「容積率」と言います。
「建ぺい率」は、土地の面積に対する家の建築面積の割合です。地域によって異なりますが、一戸建ての多い地域では、30〜60%に定められていることが多いです。
「容積率」は、土地の面積に対する家の延床面積の割合をさしています。こちらも地域によって異なりますが、一戸建てが多い地域では、一般的に50〜300%に定められていることが多いです。
これらをふまえて、「建ぺい率が50%、容積率が100%」の土地というケースを想定した場合に、25坪の家を建てるにはどのぐらいの土地の広さが必要か考えてみましょう。
■平屋の場合
1階25坪の場合、敷地面積は50坪必要。
■2階建ての場合
1階12.77坪+2階12.77坪の場合、敷地面積は25.4坪必要。
今回は25を単純に2階で割った面積で計算していますが、1階を広く取って、2階をコンパクトにする建て方もあります。
25坪のお家を建てることを考えている方は、土地の広さと相談してどのような間取りの家を建てられるか検討してみてくださいね。
また、25坪の家は平米数に換算すると約82.6平米、畳数であらわすと約50畳です。
家族構成は2〜4人家族に最適な広さで、ゆとりのある2LDKかコンパクトな3LDKの間取りのお家に向いていると言えるでしょう。
25坪2階建ての間取りプラン例
それでは実際の間取りプランを見ながら、25坪では、どのような間取りの家が建てられるか考えてみましょう。
2階建て3LDKの間取り
【例①】
床面積1F:42.33㎡(12.77坪)2F:42.23㎡(12.77坪)/ 建築面積:44.72㎡(13.53坪)
こちらは、1階にLDKと水廻りを集約した間取りです。このようにすると家事動線がよくなり、効率があがります。また、階段下収納やパントリーなどの収納が充実しているので、日用品のストックや季節品をしまう場所に困ることがありません。
2階には約3帖の広々としたウォークインクローゼットを備えた7帖の主寝室の他に、それぞれ大きなクローゼットを備えた、4.5帖と6帖のベッドルームを配しています。
シンプルで使い勝手の良い間取りですね。
【例②】
床面積1F:41.82㎡(12.65坪)2F:床面積43.48㎡(13.15坪)/ 建築面積:43.48㎡(13.15坪)
こちらは、水廻りと生活空間をはっきりと分けた、プライバシーを重視した間取りプランです。水廻りスペースを分けることで、リビングダイニングにゆとりある広さを確保できています。
2階はそれぞれの部屋に収納スペースを広く取るだけでなく、廊下部分にも広めの納戸を配置しており、普段使わない季節品や客用布団の収納にも便利ですね。
25坪の平屋の間取り
床面積:78.98㎡(23.89坪)/ 建築面積:81.58㎡(24.68坪)
こちらは25坪の平屋、2LDKの間取りです。リビングダイニングの後ろにある部屋を仕切ってしまえば、3LDKとしても使用できますね。
キッチンを真ん中にした回遊動線の間取りなので、家事がスムーズに進みます。また、玄関から続く土間のシューズクローゼットがあるので、外から持ち込みたくない汚れものや、アウトドアグッズの収納にも便利です。
ホールを短くすることで、室内の広さは確保しつつも、水廻りを独立させることができていて、プライバシーに配慮できる間取りとなっていますね。
すべての部屋がリビングインなので、お子様が大きく成長された際にも、コミュニケーションの取りやすい間取りです。
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今回ご紹介した25坪の間取りは、すべてCOZYのプランのもの。COZYにはこのようにプランが150種類以上あります。
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WriterCOZY Life Plus 編集部
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