家づくり 2024/07/10
家事動線の良い間取り~いまどきのランドリールームは1階が主流?
これから家を建てる方必見!家事動線の良い間取りについてご紹介します。
最近は、1階にランドリールームを設置するお家が増えています。その理由は、家族にとって効率的な家事が実現できるから!
そこで今回はランドリールームのメリットや、最適な配置・設計ポイントについて、主に1階を例にご紹介します。失敗しないコツと間取り実例も取り上げます。
これを読んで、おしゃれで機能的な1階ランドリールームを取り入れた家づくりを検討してみませんか。
Contents
家族にとって効率的な家事を実現するランドリールーム
家族にとって効率的な家事を実現するためには、ランドリールームの設計や配置が重要です。
洗濯物の外干しやバルコニーの活用がメインだった頃は、ランドリールームといえば2階というパターンが多くありました。しかし、衣類乾燥機の利用や室内干しが増えているいま、ランドリールームを1階に配置するお家は増えています。
ランドリールームの家事動線を考慮することは、家族全員がストレスを感じずに快適な暮らしを送れることに繋がります。詳しく見ていきましょう。
家事動線を効率的にするランドリールーム
ランドリールームの配置は、家事動線を効率化する上で重要です。洗濯物を扱う頻度が高い場所に近いほうが、脱衣や洗濯、干すといった作業をスムーズに行えますよね。
たとえば、洗面室や浴室と隣接していると、洗濯物の移動が楽になります。さらに、クローゼットや脱衣所とも近い場所に設けることで、衣類の収納や整理がスムーズに行えます。
また、家族が過ごすリビングやキッチンとの距離も考慮し、家事や子育てをしながらでも無理なく行える場所に設置することが理想です。
リビングや玄関に近い場所にあると、家族が外出した際に衣類をすぐに処理できるといった便利さもありますよね。
ストレスフリーな1階ランドリールームのメリット
家事を効率化するランドリールームですが、1階に設置することで、さらに家事をストレスフリーにしてくれます。理由は、階段を上り下りする必要がなくなるから。
干すために洗濯物をかかえて階段を上ったり、収納のために乾いた洗濯物をかかえて階段を下りたり、と階段を使っての選択は、なかなか大変な作業です。
ここがすべて1階で完結するとなると、家事時間が短縮され、家事負担も軽減されると思いませんか。
ランドリールームの最適な配置と設計ポイント
1階に限らず、ランドリールームの最適な配置と設計ポイントは、家事動線の効率化と家族の生活を考慮すること。近くに脱衣所や洗面所、クローゼットなどの収納スペースを設けると良いでしょう。
さらに、ランドリールームには窓や通気口を設置することで湿気を放出しやすくしておくと、室内干しや乾燥機を使った洗濯物の乾燥もスムーズに行える空間を実現できます。
家事動線を考慮したランドリールームの配置例
ランドリールームの配置例は、家事動線を考慮すると、まず洗面所や浴室と隣接していると便利でしょう。洗面所や浴室と隣接していると、洗濯物の移動が楽になります。
また、クローゼットやファミリークローゼットと近い場所に配置できると、衣類の整理や収納がスムーズにできますね。
さらに、リビングやキッチンとの距離を最小限に抑えることで、家族が行き来しやすい環境を作ることができ、家事での往来もストレスフリーになります。
このような配置が実現されたランドリールームは、家族が快適に暮らす上で大変役立ちます。
脱衣から干しまでスムーズに!ランドリールームの設計要素
ランドリールームの設計においては、家事の効率を高めることを第一目標としましょう。
まず、脱衣と洗濯が同じ場所でできるスペースを作ることで、家族が手間なく衣類を扱えます。
そして、洗面とランドリールームが近くにあることで、衣類を洗ってからすぐに干せる場所を確保することが重要です。
また、ランドリールームに室内物干しや乾燥機を設置することで、外干しが難しい場合でも対応可能になります。
これらの設計要素を取り入れることで、家事がスムーズに進むランドリールームを実現できます。
ランドリールームと家族の暮らしを考慮した間取り
ランドリールームは、家族の暮らしに合わせた間取りで計画することが大切です。
広いスペースを確保し、収納棚やアイロン台が設置できるようにすることで、家事が快適になります。
また、子ども部屋や寝室と近い場所に設けることで、子育て中の親御さんが衣類の移動をスムーズに行えます。
ランドリールームをプランする際は、家族の暮らしを考慮した間取りを検討してみましょう。
子育て世代におすすめ!1階ランドリールームの活用法
1階ランドリールームは子育て世代におすすめです。
たとえば子どもたちが服を汚して帰ってきても、1階にランドリールームがあれば、汚れた服をすぐに洗濯できるように、脱衣スペースを設けることができます。
また、外遊びや食べこぼしなどで服が汚れ、子育て中は洗濯の機会が増えがちです。1階にランドリールームをプランして乾燥機を設置することで、子どものたくさんの衣類も短時間で乾くため、家事負担が軽減されます。
さらに、ランドリー周りの収納を工夫することで、子どもの衣類やタオルなど整理整頓しやすくなります。
バリアフリー住宅における1階ランドリールームの重要性
バリアフリー住宅の場合、浴室や洗面とランドリールームが近くに配置されていることが一般的で、家事が効率的に進むように考えられています。
1階にプランすることで階段の昇降がなくなり、高齢者や身体にハンディキャップのある方が家事をしやすくなります。
引き戸やスライド式の扉を取り入れるなど工夫すると、車椅子を利用している場合でもランドリールームがさらに利用しやすくなりますね。
1階ランドリールームのデメリットと失敗しないためのコツ
1階ランドリールームにはデメリットも存在しますが、失敗しないためのコツがあります。
デメリットとしては、1階は2階と比べて目につきやすく、来客時など、とくにリビングやダイニングに近い場合は生活感が協調されてしまうかもしれません。
また室内干しの際に湿気がこもりやすく、適切な換気がされていないとカビやダニの発生リスクが高まります。
失敗しないためのコツは以下の通りです。
- ランドリールームの目隠しを工夫して、見た目に気にならないよう配慮する
- 湿気対策として、換気扇や乾燥機能を設置する
- 収納を充分に確保し、整理整頓を心がける
これらのコツを取り入れることで、快適なランドリールームを実現しましょう。
間取り実例~1階ランドリールームを取り入れるなら
1階ランドリールームの導入事例では、おしゃれで機能的なデザインが人気です。以下に間取り例をご紹介します。
キッチンと連続したスペースに設置
キッチンと連続したスペースにランドリールームを設置し、家事動線をつなげた例。収納部分に見た目も整ったクローゼットや棚を取り入れると、部屋全体がスッキリとした印象になります。
洗面所や脱衣所とランドリールームを一体化させて、さらに家事の効率化を図る事例も増えていますね。洗濯から乾燥、収納までを効率的に行うことができます。
1階ランドリールームを取り入れた間取り例
家の中心部にランドリールームが設置されていることも多いです。中心部に配置することで、家族全員が使いやすい場所になり、家事の手間が省かれます。
例では、リビングやキッチンに近い位置にランドリールームを設置しています。家族が過ごす空間から離れずに家事が行えるので、家事をしながらコミュニケーションも継続できますね。
まとめ
室内干しや乾燥機の利用が増えているいま、1階にランドリールームを取り入れると、家事効率の向上が期待できます。家事動線が効率化されたお家で、家族みんな快適に過ごしたいですね。
新築検討の際にはぜひ今回の解説を参考に、家族のライフスタイルに合ったランドリールームの配置や設計を考えてみてください。そして日々の家事が少しでも楽になるような間取りを実現しましょう。
最後に、私たちCOZYでご用意しているプランは、家事動線に配慮した間取りばかりです!なぜなら長年の実績とオーナー様の声をもとに考え抜かれたプランだから!
新しいお家では家事を効率的にしたいと思っている方、ぜひCOZYの公式サイトも確認してくださいね。
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WriterCOZY Life Plus 編集部
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