家づくり 2023/06/09
家を建てる期間ってどのくらい?おさえておきたい住宅購入の流れ
家を新築するとき、新しい住まいを想像するだけで気持ちはワクワク、これから新居でどんな暮らしを送ろうか…と考えるだけで幸せな気分になりますよね。
楽しみがたくさんつまっていそうな家づくりですが、工期の長期化など、ストレスや不安を引き起こす要因となることもあるようです。
人生で何度も経験するものではない家づくりだからこそ、最初から最後まで楽しい気持ちで進めていただきたい!
そこで今回のコラムでは、事前情報として参考にしていただきたい、家を建てるためにかかる期間やその流れについて説明します。きっと、あなたの家づくりに役立つ情報を得られるはず。後半では、家づくりをスムーズに進める秘訣も探ります。
Contents
家を建てるまでにはどのぐらいの期間がかかるのか
家を建てるまでにかかる期間は、土地探しから建物の引き渡しまで、約1年から1年半程度。
各工程の所要時間はおおむね以下のとおりです。
- 土地探し: 1~3か月
- 住宅会社選び: 1~3か月
- 設計・プランニング: 2~6か月
- 融資審査: 1か月
- 建築確認申請: 1か月
- 実際の建築工事: 4~8か月
ただし、これらの期間はあくまで目安であり、それぞれの条件や希望によって大きく変動します。
家を建てたいと土地探しを始めてから実際に家が建つまでにこれだけの工程がありますので、事前にしっかり計画を立て、各工程にどのくらいの期間が必要かを確認しておくことが大切です。
家が建つまでの流れ
土地選びと購入のタイミング
土地選びと購入のタイミングは、主に住みたいエリアの土地価格や市場の動向、資金繰り、家族の成長ステージなどを考慮して決定するのが良いでしょう。また、購入後に家を建てるまでの期間を考慮し、具体的なプランを立てることも重要です。
不動産会社やハウスメーカーと相談しながら、以下のポイントを確認しておきましょう。
- 自分たちの希望に合った土地を見つけるためのリサーチ方法
- 予算や融資計画の確認
- 土地購入後のローン審査や建築確認申請の流れ
- 着工から竣工、引き渡しまでのスケジュール
これらを踏まえ、適切なタイミングで土地選びと購入を行いましょう。
ハウスメーカーや工務店選び
ハウスメーカーや工務店選びの重要ポイントは、以下の要素を考慮することです。
- 予算や価格帯に合った会社の選定
- 会社の信頼性や実績、口コミ情報のチェック
- 自分たちの希望に合ったデザインやプラン提案力
- 構造や材料、設備の品質
- アフターサービスや保証内容
インターネットや住宅展示場で情報収集をし、複数の会社と比較・検討した上で、自分たちに合ったハウスメーカーや工務店を選びましょう。
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設計・プランニング段階の期間
設計・プランニング段階で要する期間は、家族の希望や予算、選んだハウスメーカーや工務店の提案力によって異なりますが、一般的には2~6か月程度です。
この期間の中で、以下のようなことを行います。
- 自分たちの理想の家や間取り、設備などのイメージを共有
- 間取りや設計の打ち合わせ・確認
- 資金計画や融資審査の準備
- 契約前の最終チェック
しっかりと希望や条件を伝え、設計士や担当者とコミュニケーションを取ることで、理想の家づくりがスムーズに進むでしょう。
建築資金の確保とローン審査
家を建てる際には、まず建築資金を確保することが重要です。資金を用意する方法は、自己資金や親族からの借入れ、そして住宅ローンが一般的です。住宅ローンを利用する場合には、金融機関のローン審査が必要となります。
ローン審査では借り手の信用力や返済能力が評価されるため、収入や勤続年数、他の借入れなどがチェックされます。また、物件が担保に適しているかも重要なポイントです。事前に金融機関に相談し、必要な書類を揃えましょう。
審査に通ったら契約手続きを行い、資金が確保できた段階で家づくりの計画を具体的に進めることができます。
資金計画やローン審査の進め方については、不動産業者やハウスメーカーに相談することもオススメです。
地鎮祭から上棟までの工程の流れ
家づくりでは、土地が決定し、建築資金が確保できると、いよいよ工事が始まります。
その後の工程は以下の通りです。
- 基礎工事:土地を整地し、建物の基礎を作ります。地盤調査や配筋検査も行われます。
- 上棟:柱や梁を組み立て、建物の骨組みを完成させます。上棟式を開くこともあります。
この間、現場監督や建築士と連携し、進捗状況や工程の確認を行うようにしましょう。
地鎮祭から上棟までの期間は、メーカーや工務店により異なりますが、2〜3か月程度が目安です。
内装・設備工事の進め方と期間
上棟が終わると、内装・設備工事が始まります。この工程は、家族の暮らしやすさや快適さを左右する重要なポイントです。
内装・設備工事では、まず壁・床・天井の仕上げや断熱材の施工が行われます。次に、キッチンや浴室、トイレなどの設備の取り付け。最後に、カーテンや照明器具などの取り付けが行われます。
これらの工程で気を付けたいのが、こだわりたいポイントは事前の打ち合わせでしっかり伝えておくということ。また、完成前の検査や引渡し前のチェックも重要です。
内装・設備工事にかかる期間は、こちらもメーカーや工務店により異なりますが、3〜4か月程度が一般的です。
最終検査と引き渡しまでのスケジュール
家づくりもいよいよ大詰め。最終検査と引き渡しのスケジュールは正確に把握しておきましょう。
まず、完成間近の建物をチェックする「上棟検査」が行われます。ここでは、建築基準法に適合しているか、設計図通りに建物が進んでいるかなどを確認します。
次に「内装検査」が行われ、内装材や設備などが希望通りに設置され、仕上がりに問題がないかをチェックします。
最後に行われるのが「竣工検査」。住宅全体がしっかりと出来上がっているか、安全性や機能性を確認する重要な工程です。
最終検査が無事終わると、いよいよ引き渡しです。契約した工事期間内に引き渡しができるか事前に確認し、必要に応じて調整しましょう。引き渡しの際には、細かい部分のチェックや保証書などの書類の受け取りが行われます。
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期間が長引かないようにするポイント
ストレスなく家づくりを進めるために、施主としてできることは次の通りです。
- 良いプランニング: 事前に希望や予算を明確にし、設計段階からしっかりと計画を立てましょう。
- 迅速な決定: 変更や修正が必要な場合、素早く決断しましょう。迷う時間を短縮します。
- 無理のない資金計画: 建設のための予算を確保し、資金不足による遅延を避けましょう。
- 緊密なコミュニケーション: 建築会社との密接なコミュニケーションを維持し、進捗状況を確認しましょう。
- スケジュールの確認: 工事の進捗状況を確認し、スケジュールが予定通り進んでいるか確認しましょう。
また、建設者や請負業者には積極的に協力し、助けを必要とされている場合に支援する姿勢を持ちましょう。
これらを意識することで、新築住宅の建設スピードを向上させることができます。
家の建て方にも注目!規格住宅という家づくり
画像:COZYとは
規格住宅は、建築会社やハウスメーカーがあらかじめ用意したデザインや間取りのプランから、好みのものを選んで進める家づくりの方法です。個別に設計される注文住宅と比べて、以下のメリットがあります。
- 設計費用が安く、予算を抑えられる。
- 建築期間が短く、スムーズに進められる。
- 事前に展示場で確認できるため、イメージしやすい。
規格住宅は、家族のライフスタイルや要望に合ったものを見つけることができれば、予算やスケジュール面でお得感を得られるかも。メーカーやプランを比較検討し、条件に合う規格住宅を探してみるのも良いかもしれません。
特にCOZYの家づくりは、スケジュール面のスピーディーさも魅力のひとつ。
- 土地探し~プランニング等の打ち合わせ期間:1ヶ月~1ヶ月半
- 着工~完成までの期間:3ヶ月~3ヶ月半
家づくりのご相談をいただいてから、なんとおよそ半年後には入居できるイメージです!
COZYの規格住宅なら、150以上もの間取りと、4つのインテリアテイストから選べるので、きっとあなたにぴったりの住宅を見つけられるはず。
注文住宅で時間がかかりがちな設計やプランニングをスムーズに行えるので、家づくりになかなか時間の割けない忙しいご家庭にもオススメです。
プランが多すぎて探せないという方も、担当者がぴったりのものを見つけるお手伝いをいたしますので、ぜひあなたの理想をお聞かせください。
まとめ:家を建てる期間と効率的な進め方の秘訣
家づくりにはさまざまな工程があり、それぞれにスケジュールがあるので、事前の準備やスムーズな進行が大切です。計画や検討を入念に行い、適切なスケジュール管理を行うことが効率的な家づくりの秘訣です。
今回の解説を参考に、ぜひ理想の家づくりに取り組んでみてください。困ったときには、COZYのことも頼ってくださいね。
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WriterCOZY Life Plus 編集部
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