家づくり 2022/10/04
在宅勤務に最適なお部屋のレイアウトをご紹介【テレワーク環境づくり】
2020年の新型コロナウイルスのパンデミックによってテレワークは急速に普及しました。
今までは会社に出社して行ってきた仕事を自宅ですることになり、またそれが今では当たり前のように浸透しています。
「家を出ることなく仕事ができるなら簡単」。最初はそう思うかもしれませんが、いわばプチ職場なわけですから、机とノートパソコンさえあれば良い!というわけではありません。
職種にもよると思いますが、それなりの広さや仕事環境を整えなければ、テレワークも快適にはできないでしょう。
では、どうしたら良いのでしょうか。ここではテレワークのしやすいお家について、一緒に考えていきましょう。
Contents
テレワークに必要な環境とは
ノートパソコン1台あれば良く、ネットでの会議や書類整理などが中心の場合は
- インターネット環境
- パソコン
- イヤホン、ヘッドホン
- Webカメラ
- マイク
などが必要になります。カメラとマイクは大体パソコンに付いていますので、特に揃える必要はありませんが、大きく変わるのはインターネットの環境でしょう。
自宅でノートパソコンを使う場合はWi-Fi環境が必要となりますので、一戸建てや、賃貸マンションなどではその設備が整っていないことが多いため、まずインターネット環境を整えましょう。
デスクはどこでもいいという訳ではありません
画像:インダストリアルな大人カッコいい空間 夫婦それぞれの部屋もある自由な暮らし
また、当然、パソコンなどを置くデスクも必要になりますが、ダイニングやリビングでは、家族の声や生活音がするため、できるだけ一人になれる場所にデスクをセットしましょう。
チェアももちろん必要ですが、仕事がしやすいリクライニング性のあるチェアを用意すると仕事もしやすくなります。
一軒家のWi-Fi環境も考えよう
一軒家のWi-Fi環境は家全体で機能するようにしておきましょう。そうすることで、1階でもタブレットでメールなどが確認できます。
また、お子様がある程度の年齢の場合もパソコンやタブレットを使うことがありますので、インターネット環境は家全体で使えるようにすると便利です。
テレワーク用のスペースは書斎や個室が望ましい
会議などをしているときに、子供が入ってこないように、やはりテレワーク用の書斎もしくは個室が欲しいものです。
今の住宅では難しいという場合は、テレワークができるお家づくりの機会かもしれません。
ここでテレワークに適したプランをご紹介しますので、参考にしてみてください。
COZY 36坪 4LDKのプランです。主寝室に書斎があり、造作カウンターに窓もあります。横には書籍棚もありますので、会議中心のテレワークには向いています。
こういう書斎のあるプランでは、2階でひとりの作業ができますので、こちらはおススメのプランです。
またお家づくりの途中で書斎の話をするときは、コンセントの位置や数も頭に入れて話をしましょう。スマートフォンの充電などができるかどうかもポイントになります。
ネット会議が中心の場合は造作カウンターのある書斎があると便利です。
デスクトップパソコン、プリンターなどが必要なときは個室にしたい
こちらもやはり職種によるのですが、デスクトップパソコンにプリンター、スキャナー、さらにノートパソコンも使うような方は、完全に仕事場となる個室の方が良いでしょう。
COZY 25坪 3LDKのプランです。ここでテレワーク用の部屋にしたいのは2階の4.5畳の洋室です。2面採光なので明るく風通しが良く、さらにクローゼットでは書類関係を整理することができます。そのため、4.5畳をそのまま仕事部屋にすることができるので、デスクとチェアがあれば、すぐ仕事をすることができます。
ここでちょっと考えたいのはデスクをL型にすることです。そうすることで、プリンターなどをそこにセットできます。周辺機器が必要な方は、このように置き場所と、自分が動きやすい動線を考えましょう。
このようにアーチ型のテーブルも仕事がしやすいですね。
フリースペースも上手に使えばテレワークの場所に
最近多いのがお家の中にフリースペースがあるプランです。このフリースペースも上手に活用したらテレワーク用の快適なスペースになります。
ただし、ここで一つ気を付けたいのはセキュリティ面ですね。お子さんが自由に出入りできてイタズラしても困ります。ではどうしたら良いのでしょうか。
COZY 28坪 3LDKのプランです。ここでテレワーク用のスペースにしたいのは、2畳のフリースペースです。いい具合いにクローゼットもありますので、仕事用の資料はここで整理できますね。
でもここは誰でも出入りができますので、セキュリティ面ではあまり望ましくないですよね。そこで、パーテーションを付けるか、小さなお子さんが出入りできないように間仕切ると、使い勝手も変わってきます。
理想は4.5畳の個室のいずれかを仕事場にしたいのですが、無理な場合はフリースペースを上手に活用してテレワークのしやすい環境をつくっておきましょう。
家族数+1roomのプランを最初からセレクトする
本格的にテレワーク用の個室が必要なときは、家族数+1roomのプランをセレクトしましょう。そうすることで、最初から仕事部屋として、機能させることができます。
COZY 31坪 3LDKのプランです。このプランではお子様は一人として想定しています。そうすることで、6畳のお部屋をテレワーク用のスペースにでき、またセキュリティの面でも施錠ができるようにしておけば、安心です。
また、お子さんがいる場合は、お家でも仕事場があるということを教えておき、あまり大きな声を出さない、騒がないなどの約束をしておくと良いでしょう。
個室をテレワーク用の部屋にする場合、必ず窓のある部屋にすること
人によっては、ウォークインクローゼットの中でテレワークをしている人もいますが、スペースはあっても、おそらく換気ができないでしょうから、窓が近くにあり空気の入れ替えができることも重要です。
窓があると明るく、換気もできますね。仕事場の環境ですから、できるだけ会社と変わらない雰囲気の空間にすると良いでしょう
テレワークの注意点、騒音対策
日中の子供の声が聞こえる場合
小さなお子様の場合は、親が家で仕事をしていることは分からないかもしれませんし、たまにお友達も来て、遊んでいればテレワーク用の空間にも響くかもしれません。
こうした事態も考えるとやはり先でもご紹介しましたが、フリースペースでは騒音も覚悟しなければいけません。
電話をしているときや会議をしているときは、この子供の声が大きな悩みになるかもしれません。また夏場は暑いのでエアコンも必要かもしれませんね。
テレワークのできる家づくりをしませんか?
おそらくこの状況は変わらないでしょう
あれこれ工夫しながらお家でテレワークをしてきても、やはり付け焼刃では困ることもあるでしょうし、専用の空間が無いことで窮屈な毎日を過ごしている方も多いでしょう。
そこで一つ提案したいのですが、いっそのことテレワークができるお家を作ってみませんか?
最初から仕事場のある家づくりですから、そうした仕事に必要な物も最初から検討することができます。
仕事のしやすい環境で、ゆっくりと仕事ができる空間を作って、時代を見据えたお家づくりをしませんか
会社に集まって、社員が顔を合わせることはおそらく難しいでしょうし、今後もこのテレワークシステムは変わらないと思います。
であれば、できるだけ仕事のしやすい、未来を見据えたお家づくりぜひ検討してください。
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WriterCOZY Life Plus 編集部
「家は、シンプルでいい」これから理想のお家づくりを始めるみなさんに、COZY Life Plus 編集部がお役立ち情報をお届けします!